理科で点数をとれない受験生に特に読んでほしい岩手医科大学の入試変更点
岩手医科大学の入試は、数年前に記述問題からマーク式に変更されてボーダーが安定していない状態。昨年は化学がとても難しかったようですね。
ボーダーとしては5割を切っている、、という話もあります。
今回の変更点が合否にどう作用するのか、理解してこれからの受験勉強に臨んでいただきたいと思います。
2018年度入試までの試験内容
英 語)100点 / 60分
数 学)100点 / 60分
理 科)150点 / 90分
小論文)50分
2019年度入試からは
英 語)100点 / 60分
数 学)100点 / 60分
理 科)200点 / 120分
小論文)50分
なぜ理科試験時間と配点が増えるのか
結論からいうと理科のボーダーをあげたいという大学の意向が強いようです。
昨年、化学が難しかったという話を聞きました。
相当平均点が下がったようです。
こうした年の翌年は問題内容が見直され問題が易しくなる・解きやすくなるのが通例でしたが、今回は時間・配点まで変更されるという受験生にとって大きいポイントです。
なぜか?
これまで英語、数学の点数の配点(比重)が理科よりも高いので英語、数学が得意な人の方にアドバンテージがありました。
しかし今回から配点が4教科同じになるため、苦手科目のある人は苦戦することが予想されます。
また、理科を苦手としている受験生、その中でもさらに現役生は浪人生より知識量、実戦経験(演習量)の差がでます。これからさらに頑張らないと厳しい状況になることでしょう。
このことは岩手医科大学に限ったことではなく、私大のほとんどがそうなので夏以降理科を伸ばすことが定石と言えるでしょう。