【医学部現役合格!】医学部受験の理科は、高校2年から始めよう!

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医学部へ現役合格するには理科を早く始めるべき!

医学部へ現役合格するにはいつから勉強をすればいいのか?

医学部へ現役合格をするために「いつから勉強をすればいいのか?」という質問も多数寄せられます。

なんとなく「早ければ早い方がいい!」というのはお分かりになると思いますが、具体的にはいつからがいいのか?を解説していきます。

高校3年からでは間に合わない?!

高校2年生の冬休みあたりから「いよいよ受験生だし、本腰をいれて受験勉強をするぞ!」という方も多くいらっしゃいます。

もちろんそこからでも十分合格する受験生も多数いますが、国公立医学部の現役比率は5〜3割、私立医学部においてはなんと2〜3割となり、現役生が不利な状況となっているのがわかるかと思います。

「高校2年生の冬休みから始めたとするとまるまる1年間使えるじゃないか!」と思いますが、現役生は学校や部活によりどうしても医学部受験の勉強だけにさける時間がかなり限定されてきます。
学校の定期考査の勉強もしなければいけないし、高校3年の部活は引退に向けて忙しくなるものです。

一方で、浪人生はまるまる一日を受験のためだけの勉強に費やすことができます。
日中の時間を受験勉強に割くことが出来、前年度で勉強して積み重ねたものがある分、現役生より有利になります。
しかしながら、浪人生は前回の受験が終了してから勉強を始めるので、約10ヶ月で受験を迎えます。

現役生が、この「浪人生のアドバンテージ」を取り返すためには、同じ1年をかけるのではかなり難しいものがあります。
そのためにも、遅くとも高校2年生から始めることをおすすめしているのです。

理科を先取り学習する理由

上記の理由からできるだけ早く受験勉強を始めた方がいいのはご理解いただけると思います。

「だったら、英語や数学を早くから始めたらいいんじゃないの?」

当然英語も数学も早く始めるに越したことはありません。並行して行う方がいいでしょう。
しかし、ここで理科を始めることをおすすめする理由は以下にあります。

 

履修の早さの違いを埋める

現役生は学校での授業で理科の内容に初めて触れることがほとんどです。
そのため、学校の授業カリキュラムの履修速度によっては大きく遅れを取ります。
一部の進学校を除く、一般の高校ではカリキュラムは高校3年間をフルに使って授業を行っています。
医学部受験の入試に出題される範囲は高校範囲全部であるため、早めにすべてのカリキュラムを1週させて、2週・3週させてしっかり理解して行かなければ高得点は望めません。

浪人生は当然前回受験時までに1週終えていますし、多浪生であれば何週も何週も繰り返し行なっているので、理科科目は高得点となり、現役生と大きく差をつける科目となっています。

そこで、現役生は早めに理科を始め、仮の完成状態へ持っていき「一通りやり終えた」状態へ持っていくことが大事です。

高校2年の間に「一通りやり終えた」仮の完成状態へ1科目でも持っていくことができれば、後は穴となる単元を埋めつつ、別の科目へ注力する余裕が生まれてきます。

 

理解して修得がしやすいのが理科!

英語・数学を得点源とするには非常に長い時間がかかります。
学習すべき単元や量が多く、以前の内容をしっかり理解出来ていないと次の単元が理解できなくなるという積み上げ式の科目だからです。
それに比べて理科は、理解して覚えればすぐに身に付けることが出来る問題が多く、一度高得点を取れるようになるとそこから上下しにくい科目です。

もちろん、物理は数学的処理が多いので数学が得意な人でないと厳しかったり、生物は考察や読解・記述力を問う問題が多く国語力を要求されたり、受験生本人の向き不向きを見極めて選択する必要がありますが、現役生が短期間で爆発的な得点力を身に付けることができるのは理科が多い傾向が強いです。

 

もちろん英語・数学はとっても重要です。

ここまで理科の重要さを説明してきましたが、あくまで医学部へ現役合格するための作戦のひとつに過ぎません。
英語・数学の得点力なくして、合格をすることは不可能ですし、学習的には一番負担の大きいのもこの2教科です。
上記で説明した理科を先取りするのはあくまで、この「英語」「数学」という主要教科の勉強に力を入れるための方法であり、この2つの教科の得点力不足は致命的と言っても過言ではありません。
4教科を同時並行に勉強するより、1科目だけでも先取りで仕上げて、余裕を持って残りの科目に力を注ぎましょうということです。

まとめ

医学部現役合格するためには、高校3年間という限られた時間のなかで、学校生活と受験勉強を両立させる必要があります。
医学部受験は情報戦と言われますが、そういった学習を効率化する知識は、学習時間の豊富な浪人生に対して現役生が対抗するため重要な戦略の一つとなります。

今回ご紹介したものは、現役合格を勝ち取った医大生や浪人をして苦労した医大生から聞いた戦略の一つです。
今後も現役合格へ向けた戦略をご紹介していきます。

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