出願書類の準備はお早めに!〜卒業後5年以上経っている場合はどうするの?〜

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出願書類の準備、はじめていますか?

センター試験まであと2ヶ月を切りました。
皆さん、志望校はそろそろ決まってきましたでしょうか?

志望校が決まれば、出願書類の準備を始めましょう。

証明写真の撮影は、直前になると混み合ったり、ヘアカットに行く時間が無くなったり、勉強の追い込みで疲れた顔になりがちです。

今のうちに撮影しておきましょう。

入学願書に添付する書類の発行も必要です。

ほとんどの大学が、卒業証明書や調査書の提出が必要です。

これらの書類は、卒業した高校で発行してもらう必要がありますが、みな同じ時期に発行を行うので非常に混み合います。

直前に発行依頼をして、なかなか届かなくてハラハラ…なんてことにならないよう、早めの手続きを行いましょう。

HPで申請の仕方や申請書類のダウンロードを行っている高校も多いので、自分の母校のHPを調べてみましょう。

特に記載が無ければ、学校事務へ電話して聞けば、丁寧に教えてくれるはずです。

調査書は5年で発行できなくなる?!

現在高3の受験生や、数年目の浪人生には関係の無いことですが、提出書類の中の調査書は卒業後5年を経過すると発行できなくなります。

生徒指導要録及び文部省通達に基づき保存期間は5年とされ、それ以降は速やかに破棄することとなっているのです。

多浪生の方や社会人を経て再受験の方、また一般大学を卒業後に医学部再受験の方は「え! じゃどうすればいいの?」となりますよね。

調査書の代わる書類の提出が必要

卒業後5年以上経過していたり、廃校や被災などの事情により調査書が発行できない場合、多くの大学ではそれに代わる書類の提出を求められます。

「成績証明書」「単位取得証明書」がそれにあたります。

「単位取得証明書」は卒業後20年の保存期間がありますので、ほとんどの受験生が取得可能です。

大学によっては、「調査書発行不可」の旨を証明する書類の提出を求められますが、こちらも高校で発行してもらえる書類です。

また、東邦大学など一部の大学では、最終学歴にかかる卒業証明書の提出が必要です。

大学卒業後の再受験者は、大学の卒業証明書を取得する必要があります。

「入学試験要項」はすみずみまでしっかり確認!

このような情報は、必ず各大学の入学試験要項に記載があります。

資料請求で簡単に取り寄せることができますし、近年はHP上でダウンロードして閲覧することができます。

受験生それぞれの事情で出願書類も異なります。

必ず入学試験要項は隅々まで確認し、ミスの無い出願で受験に備えましょう。

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